民間運営の施設の主な仕事とは?

有料老人ホームとは、民間企業が運営している高齢者向けの介護施設です。民間企業が施設を開設するためには都道府県知事に届け出る必要があります。有料老人ホームでは入居者に対して、食事の提供・入浴や排泄介護・洗濯など身の回りの世話を行っています。

超高齢化社会を迎えた現在、有料老人ホームの存在が注目を集めています。それに伴って有料老人ホームで働く人が増加してます。有料老人ホームでは施設長をトップとして、介護職員・看護師・事務職など様々なスタッフが働いています。その中でも多いのが介護職員であり、入居者の身の回りの世話が主な業務です。

具体的な仕事内容としては、食事や排泄の介助・おむつ交換や入浴介助・レクリエーションの実施や業務記録の作成等が挙げられます。更に入居者が外出する際の付き添いも大切な仕事です。

ま介助業務があるため、力を使う仕事が多く体力勝負な一面もあります。そのため、介護業界では特に20代・30代といった若い年代の人材の需要が求められているのが現状です。しかし、実際には特に年齢制限はなく、幅広い年代の人が採用されやすい現場であるのも大きな特徴です。

また入居施設での仕事であるため、基本的には夜勤が存在しますが、日勤のみでの勤務や短期間でのパート職の応募も可能です。逆に夜勤のみの勤務形態を設けている施設もあります。

有料老人ホームで行う介護業務は、実に幅が広いため分担して作業を行っています。そのため、介護の資格を持っていなくてもできる仕事もあり、未経験でもチャレンジすることは可能です。そのため、まず未経験でできる仕事を経験して、最初のステップである介護職員初任者研修を目指してみてもいいでしょう。